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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

男性の乳がんの治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2017-12-15
    翻訳更新日 : 2018-02-23


医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、男性の乳がんの治療について、包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。


本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

男性の乳がんに関する一般情報

発生率および死亡率

米国において、2017年に推定される乳がん(男性に限る)の新規症例数および死亡数: [1]


  • 新規症例数:2,470。

  • 死亡数:460。

男性の乳がんはまれである。 [2] すべての乳がんのうち、男性に発生するのは1%未満である。 [3] [4] 診断時の平均年齢は60歳から70歳の間であるが、すべての年齢の男性が罹患する可能性がある。

解剖学

男性の乳房の解剖図。乳頭と乳輪は乳房の外表面に示されている。リンパ節、脂肪組織、乳管などの乳房内の各組織も示されている。

危険因子

男性の乳がんの素因となる危険因子には以下のものが含まれるようである: [5] [6]


  • 乳房/胸部の放射線曝露。

  • エストロゲンの使用。

  • 肝硬変やクラインフェルター症候群などの高エストロゲン状態と関連する疾患。

  • 家族の病歴:親族に乳がんの女性が多い男性において発生率が増加するなどの家族的傾向が明らかである。

  • 主な遺伝的感受性:BRCA変異を有する家族において男性の乳がんのリスク増加が報告されているが、このリスクはBRCA1変異よりもBRCA2変異を受け継いだ場合の方が高いようである。 [7] [8] BRCA以外の遺伝子も男性の乳がんの素因に関与している可能性があり、これにはPTEN腫瘍抑制遺伝子の変異、TP53変異(リー-フラウメニ症候群)、PALB2変異、および遺伝性非ポリポーシス大腸がん(リンチ症候群)に関連したミスマッチ修復遺伝子の変異などがある。 [9] [10] [11] (詳しい情報については、乳がんおよび婦人科がんの遺伝学に関するPDQ要約の高浸透度の乳がんおよび/または婦人科がん感受性遺伝子および男性BRCA病原性多様体キャリアの管理の各セクションを参照のこと。)

臨床的特徴

男性における乳がんの徴候には以下のものがある:


  • 乳房内または乳房付近もしくは腋下部位の腫瘤または肥厚。

  • 乳房の大きさまたは形状の変化。

  • 乳房の皮膚のくぼみまたは歪み。

  • 陥没乳頭。

  • 乳頭からの体液、特に血性の場合。

  • 乳房、乳頭、または乳輪の鱗屑性、赤色、または腫脹した皮膚。

  • Peau d'orange(橙皮状皮膚)。

診断的評価

乳がんを疑う患者の管理は、一般に次のように施行する:


  • 診断の確定。

  • 病期の評価。

  • 治療法の選択。

乳がんの診断には、以下の検査と手技が使用される:


  • 乳房視触診。

  • マンモグラフィ。

  • 超音波検査。

  • 臨床的に適応であれば、乳房磁気共鳴画像法。

  • 生検標本のエストロゲン受容体およびプロゲステロン受容体の状態、ならびにHER2/neu遺伝子の増幅を含む生検。 [12]

(対側乳がんおよび分子プロファイリング[腫瘍のエストロゲン受容体およびプロゲステロン受容体の状態ならびにヒト上皮成長因子受容体2(HER2/neu)の発現状態]に関する情報については乳がんの治療に関するPDQ要約の診断のセクションを参照のこと。)

病理組織学的分類

男性の乳がんは病理学的には女性の乳がんに類似しており、最も一般的な腫瘍の型は浸潤性乳管がんである(表1を参照)。 [13] 男性にも乳管内がん、炎症性がん、乳頭のパジェット病がみられるが、非浸潤性(in situ)小葉がんは見られない。 [13]

リンパ節転移と血行性転移の様式は女性の乳がんでみられるものと同様である。

表1.男性の乳がんの腫瘍部位と関連する組織学的亜型

腫瘍部位 組織学的亜型
NOS = 他に特定されない。
がん腫、NOS  
乳管がん 乳管内がん(非浸潤性[in situ]
乳管内成分優位の浸潤性がん
浸潤がん、NOS
面疱(コメド)がん
炎症性がん
リンパ球浸潤を伴う髄様がん
粘液がん(膠様がん)
乳頭状がん
硬がん
管状がん
その他
小葉がん 浸潤がん [14]
乳頭 ページェット病、NOS
乳管内がんを伴うページェット病
浸潤性乳管がんを伴うページェット病
その他 未分化がん
化生性がん


予後および予測因子

予後と相関性の高い因子には以下のものがある: [5] [15]


  • 病変の大きさ。

  • リンパ節病変の有無。

全生存率は女性の乳がんのものと同様である。男性の乳がんの予後がより悪いという印象は、より遅い病期で診断されるという傾向に由来するとみられる。 [2] [5] [16]


参考文献
  1. American Cancer Society: Cancer Facts and Figures 2017. Atlanta, Ga: American Cancer Society, 2017. Available online. Last accessed October 13, 2017.[PUBMED Abstract]

  2. Giordano SH, Cohen DS, Buzdar AU, et al.: Breast carcinoma in men: a population-based study. Cancer 101 (1): 51-7, 2004.[PUBMED Abstract]

  3. Borgen PI, Wong GY, Vlamis V, et al.: Current management of male breast cancer. A review of 104 cases. Ann Surg 215 (5): 451-7; discussion 457-9, 1992.[PUBMED Abstract]

  4. Fentiman IS, Fourquet A, Hortobagyi GN: Male breast cancer. Lancet 367 (9510): 595-604, 2006.[PUBMED Abstract]

  5. Giordano SH, Buzdar AU, Hortobagyi GN: Breast cancer in men. Ann Intern Med 137 (8): 678-87, 2002.[PUBMED Abstract]

  6. Hultborn R, Hanson C, Köpf I, et al.: Prevalence of Klinefelter's syndrome in male breast cancer patients. Anticancer Res 17 (6D): 4293-7, 1997 Nov-Dec.[PUBMED Abstract]

  7. Wooster R, Bignell G, Lancaster J, et al.: Identification of the breast cancer susceptibility gene BRCA2. Nature 378 (6559): 789-92, 1995 Dec 21-28.[PUBMED Abstract]

  8. Thorlacius S, Tryggvadottir L, Olafsdottir GH, et al.: Linkage to BRCA2 region in hereditary male breast cancer. Lancet 346 (8974): 544-5, 1995.[PUBMED Abstract]

  9. Ding YC, Steele L, Kuan CJ, et al.: Mutations in BRCA2 and PALB2 in male breast cancer cases from the United States. Breast Cancer Res Treat 126 (3): 771-8, 2011.[PUBMED Abstract]

  10. Silvestri V, Rizzolo P, Zanna I, et al.: PALB2 mutations in male breast cancer: a population-based study in Central Italy. Breast Cancer Res Treat 122 (1): 299-301, 2010.[PUBMED Abstract]

  11. Boyd J, Rhei E, Federici MG, et al.: Male breast cancer in the hereditary nonpolyposis colorectal cancer syndrome. Breast Cancer Res Treat 53 (1): 87-91, 1999.[PUBMED Abstract]

  12. Giordano SH: A review of the diagnosis and management of male breast cancer. Oncologist 10 (7): 471-9, 2005.[PUBMED Abstract]

  13. Burstein HJ, Harris JR, Morrow M: Malignant tumors of the breast. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA: Cancer: Principles and Practice of Oncology. 9th ed. Philadelphia, Pa: Lippincott Williams & Wilkins, 2011, pp 1401-46.[PUBMED Abstract]

  14. Yeatman TJ, Cantor AB, Smith TJ, et al.: Tumor biology of infiltrating lobular carcinoma. Implications for management. Ann Surg 222 (4): 549-59; discussion 559-61, 1995.[PUBMED Abstract]

  15. Cutuli B, Lacroze M, Dilhuydy JM, et al.: Male breast cancer: results of the treatments and prognostic factors in 397 cases. Eur J Cancer 31A (12): 1960-4, 1995.[PUBMED Abstract]

  16. Ravandi-Kashani F, Hayes TG: Male breast cancer: a review of the literature. Eur J Cancer 34 (9): 1341-7, 1998.[PUBMED Abstract]

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男性の乳がんの病期情報

米国がん合同委員会(AJCC)の病期分類システムは、類似する予後を持つ患者を分類する方策を提供している。疾患の病期は以下により決定される:


  • 腫瘍の大きさ。

  • リンパ節転移の有無。

  • 腫瘍組織内のエストロゲン受容体およびプロゲステロン受容体レベル。

  • ヒト上皮成長因子受容体2(HER2/neu)の状態。

治療法の決定は、患者の疾患の病期および全身健康状態に基づいて行う。

男性の乳がんの腫瘍、リンパ節、転移(TNM)病期分類は、女性の乳がんの病期分類と全く同じである。(詳しい情報については、乳がんの治療に関するPDQ要約の乳がんの病期情報のセクション内のTNMおよびAJCC病期分類の定義を参照のこと。)

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男性の乳がんに対する治療法選択肢の概要

乳がんの男性に対する標準治療法の選択肢を表2に示す。

表2.男性の乳がんに対する標準治療法の選択肢

病期( 標準治療法の選択肢
HER2 = ヒト上皮成長因子受容体2;TNM = 腫瘍、リンパ節、転移。
早期/限局性/手術可能な乳がん 手術と場合により放射線療法
補助療法—化学療法、内分泌療法、HER2に向けられた治療法
局所所属リンパ節再発乳がん 手術
放射線療法および化学療法
転移性乳がん ホルモン療法および/または化学療法


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男性の乳がんの治療法の選択

男性の乳がんを治療するためのアプローチは女性の乳がんに対するものと同様である。男性の乳がんはまれであるため、特異的な治療法を支持するランダム化試験のデータは不足している。

早期/限局性/手術可能な男性の乳がんの治療

女性と同様、早期乳がんの男性に対する標準治療法の選択肢には以下のものがある。


手術と場合により放射線療法

第一標準治療は、腋窩郭清を伴う修正根治的乳房切除術である。 [1] [2] [3] 一般に治療に対する反応は女性の乳がん患者のそれと類似している。 [2] 乳腺腫瘤摘出および放射線療法を併用する乳房温存術も用いられており、結果は乳がんの女性のものと類似している。 [4]

(詳しい情報については、乳がんの治療に関するPDQ要約の早期/限局性/手術可能な乳がんのセクションの手術を参照のこと。)

補助療法

男性では、補助療法の選択肢を比べた比較研究はない。早期/限局性/手術可能な男性の乳がんの治療に使用される補助療法を表3に要約している。

表3.早期/限局性/手術可能な男性の乳がんの治療に使用される補助療法

補助療法の種類 使用される薬剤
HER2 = ヒト上皮成長因子受容体2;LHRH = 黄体化ホルモン放出ホルモン。
化学療法 シクロホスファミド + メトトレキサート + フルオロウラシル(CMF) [5]
シクロホスファミド + ドキソルビシン + フルオロウラシル(CAF)
ドキソルビシン + シクロホスファミドまたはドキソルビシン + シクロホスファミド + パクリタキセル(AC、AC-T)
内分泌療法 タモキシフェン [6]
LH-RHアゴニストと併用するアロマターゼ阻害薬 [6] [7] [8] [9] [10]
HER2に向けられた治療法 トラスツズマブ [1] [6]
ペルツズマブ


リンパ節転移のない腫瘍を有する男性では、治療に対する反応が男性と女性で異なるという証拠がないため、補助療法を乳がんの女性の場合と同列で考えるべきである。 [11]

リンパ節転移のある腫瘍を有する男性では、タモキシフェンを加えた化学療法とその他のホルモン療法の両者が用いられており、乳がんの女性と同じ程度まで生存率を上げると考えられている。

すべての男性の乳がん患者の約85%がエストロゲン受容体陽性で70%がプロゲステロン受容体陽性である。 [2] [12] ホルモン療法に対する反応は、これらの受容体の存在と相関がある。ホルモン療法は受容体陽性のがんの患者すべてに勧められている。 [1] [2] しかしながら、男性の乳がん患者でのタモキシフェン使用は、ほてりやインポテンツなど治療を制限させる症状の割合の高さと関連している。 [13] 一般に治療に対する反応は女性の乳がん患者の場合と類似している。 [2] (詳しい情報については、乳がんの治療に関するPDQ要約の早期/限局性/手術可能な乳がんのセクションの術後全身療法および術前全身療法を参照のこと。)

内分泌療法について、乳がんの男性でのアロマターゼ阻害薬(AI)の使用を支持するデータは限られているため、AIの代わりにタモキシフェンが一般的に用いられる。I~III期乳がんの男性257人を対象にした1件のレトロスペクティブ解析では、50人の男性がAIで治療され、207人の男性がタモキシフェンで治療された。以下の結果が認められた:


  • 追跡期間中央値42ヵ月で、AIによる治療はタモキシフェンと比較して死亡リスクが高かった(AIで32% vs タモキシフェンで18%;ハザード比、1.55;95%信頼区間、1.13-2.13)。 [14]

  • これらの所見から乳がんの男性に対しては補助内分泌療法としてAIの代わりにタモキシフェンを使用すべきであることが示唆される。

文献では、黄体化ホルモン放出ホルモンアゴニストとAI療法の併用が数例で報告されている。 [7] German Breast Groupにより、早期のホルモン受容体陽性乳がんの男性においてゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)アナログを併用するまたは併用しないタモキシフェン vs AI + GnRHアナログを比較するランダム化第II相臨床試験(NCT01638247)が実施されており、結果が待たれている。

男性の局所所属リンパ節再発乳がんの治療

局所所属リンパ節再発乳がんの男性に対する標準治療法の選択肢には以下のものがある: [2]


  • 外科的切除。

  • 化学療法と併用する放射線療法。

一般に治療に対する反応は女性の乳がん患者の場合と類似している。 [2] [11]

(詳しい情報については、乳がんの治療に関するPDQ要約の局所所属リンパ節再発乳がんのセクションを参照のこと。)

男性の転移性乳がんの治療

転移性乳がんの男性に対する標準治療法の選択肢には以下のものがある:


  • ホルモン療法および/または化学療法。

ホルモン療法は初期治療として使用される。一般に治療に対する反応は女性の乳がん患者の場合と類似している。 [2] [11]

(詳しい情報については、乳がん治療に関するPDQ要約の転移性乳がんのセクションを参照のこと。)


参考文献
  1. Borgen PI, Wong GY, Vlamis V, et al.: Current management of male breast cancer. A review of 104 cases. Ann Surg 215 (5): 451-7; discussion 457-9, 1992.[PUBMED Abstract]

  2. Giordano SH, Buzdar AU, Hortobagyi GN: Breast cancer in men. Ann Intern Med 137 (8): 678-87, 2002.[PUBMED Abstract]

  3. Kinne DW: Management of male breast cancer. Oncology (Huntingt) 5 (3): 45-7; discussion 47-8, 1991.[PUBMED Abstract]

  4. Golshan M, Rusby J, Dominguez F, et al.: Breast conservation for male breast carcinoma. Breast 16 (6): 653-6, 2007.[PUBMED Abstract]

  5. Walshe JM, Berman AW, Vatas U, et al.: A prospective study of adjuvant CMF in males with node positive breast cancer: 20-year follow-up. Breast Cancer Res Treat 103 (2): 177-83, 2007.[PUBMED Abstract]

  6. Giordano SH: A review of the diagnosis and management of male breast cancer. Oncologist 10 (7): 471-9, 2005.[PUBMED Abstract]

  7. Giordano SH, Hortobagyi GN: Leuprolide acetate plus aromatase inhibition for male breast cancer. J Clin Oncol 24 (21): e42-3, 2006.[PUBMED Abstract]

  8. Cocconi G, Bisagni G, Ceci G, et al.: Low-dose aminoglutethimide with and without hydrocortisone replacement as a first-line endocrine treatment in advanced breast cancer: a prospective randomized trial of the Italian Oncology Group for Clinical Research. J Clin Oncol 10 (6): 984-9, 1992.[PUBMED Abstract]

  9. Gale KE, Andersen JW, Tormey DC, et al.: Hormonal treatment for metastatic breast cancer. An Eastern Cooperative Oncology Group Phase III trial comparing aminoglutethimide to tamoxifen. Cancer 73 (2): 354-61, 1994.[PUBMED Abstract]

  10. Zagouri F, Sergentanis TN, Koutoulidis V, et al.: Aromatase inhibitors with or without gonadotropin-releasing hormone analogue in metastatic male breast cancer: a case series. Br J Cancer 108 (11): 2259-63, 2013.[PUBMED Abstract]

  11. Kamila C, Jenny B, Per H, et al.: How to treat male breast cancer. Breast 16 (Suppl 2): S147-54, 2007.[PUBMED Abstract]

  12. Joshi MG, Lee AK, Loda M, et al.: Male breast carcinoma: an evaluation of prognostic factors contributing to a poorer outcome. Cancer 77 (3): 490-8, 1996.[PUBMED Abstract]

  13. Anelli TF, Anelli A, Tran KN, et al.: Tamoxifen administration is associated with a high rate of treatment-limiting symptoms in male breast cancer patients. Cancer 74 (1): 74-7, 1994.[PUBMED Abstract]

  14. Eggemann H, Ignatov A, Smith BJ, et al.: Adjuvant therapy with tamoxifen compared to aromatase inhibitors for 257 male breast cancer patients. Breast Cancer Res Treat 137 (2): 465-70, 2013.[PUBMED Abstract]

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本要約の変更点(12/15/2017)

PDQがん情報要約は定期的に見直され、新情報が利用可能になり次第更新される。本セクションでは、上記の日付における本要約最新変更点を記述する。

本要約は包括的に見直され、広範囲にわたって改訂され、再編集された。

本要約はPDQ Adult Treatment Editorial Boardが作成と内容の更新を行っており、編集に関してはNCIから独立している。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたはNIHの方針声明を示すものではない。PDQ要約の更新におけるPDQ編集委員会の役割および要約の方針に関する詳しい情報については、本PDQ要約についておよびPDQ® - NCI's Comprehensive Cancer Databaseを参照のこと。

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本PDQ要約について

本要約の目的

医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、男性の乳がんの治療について、包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。

査読者および更新情報

本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

委員会のメンバーは毎月、最近発表された記事を見直し、記事に対して以下を行うべきか決定する:


  • 会議での議論、

  • 本文の引用、または

  • 既に引用されている既存の記事との入れ替え、または既存の記事の更新。

要約の変更は、発表された記事の証拠の強さを委員会のメンバーが評価し、記事を本要約にどのように組み入れるべきかを決定するコンセンサス過程を経て行われる。

男性の乳がんの治療に対する主要な査読者は以下の通りである:


    本要約の内容に関するコメントまたは質問は、NCIウェブサイトのEmail UsからCancer.govまで送信のこと。要約に関する質問またはコメントについて委員会のメンバー個人に連絡することを禁じる。委員会のメンバーは個別の問い合わせには対応しない。

    証拠レベル

    本要約で引用される文献の中には証拠レベルの指定が記載されているものがある。これらの指定は、特定の介入やアプローチの使用を支持する証拠の強さを読者が査定する際、助けとなるよう意図されている。PDQ Adult Treatment Editorial Boardは、証拠レベルの指定を展開する際に公式順位分類を使用している。

    本要約の使用許可

    PDQは登録商標である。PDQ文書の内容は本文として自由に使用できるが、完全な形で記し定期的に更新しなければ、NCI PDQがん情報要約とすることはできない。しかし、著者は“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks succinctly: 【本要約からの抜粋を含める】.”のような一文を記述してもよい。

    本PDQ要約の好ましい引用は以下の通りである:

    PDQ® Adult Treatment Editorial Board.PDQ Male Breast Cancer Treatment.Bethesda, MD: National Cancer Institute.Updated <MM/DD/YYYY>.Available at: https://www.cancer.gov/types/breast/hp/male-breast-treatment-pdq.Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389234]

    本要約内の画像は、PDQ要約内での使用に限って著者、イラストレーター、および/または出版社の許可を得て使用されている。PDQ情報以外での画像の使用許可は、所有者から得る必要があり、米国国立がん研究所(National Cancer Institute)が付与できるものではない。本要約内のイラストの使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともにVisuals Online(2,000以上の科学画像を収蔵)で入手できる。

    免責条項

    入手可能な証拠の強さに基づき、治療選択肢は「標準」または「臨床評価段階にある」のいずれかで記載される場合がある。これらの分類は、保険払い戻しの決定基準として使用されるべきものではない。保険の適用範囲に関する詳しい情報については、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手できる。

    お問い合わせ

    Cancer.govウェブサイトについての問い合わせまたはヘルプの利用に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載されている。質問はウェブサイトのEmail UsからもCancer.govに送信可能である。

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