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最新の研究成果に基づいて定期的に更新している、
科学的根拠に基づくがん情報の要約です。

膣がんの治療(PDQ®)

  • 原文更新日 : 2019-11-15
    翻訳更新日 : 2020-01-17


医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、膣がんの治療について、包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。


本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

膣がんに関する一般情報

膣がんは、女性生殖器に発生するがんの約2%を占めるまれな腫瘍である。 [1] 扁平上皮がん(SCC)は膣がん症例の約80~90%を占め、腺がんは膣がん症例の約5~10%を占める。 [1]

まれに、原発性膣がんとして、黒色腫(しばしば非色素性)、肉腫、小細胞がん、リンパ腫、またはカルチノイド腫瘍が報告されている。他の原発性膣がんは、自然史、予後、および治療が異なるため、本要約では扱っていない。

遠隔への血行性転移は最も一般的な肺のほか、頻度はやや低くなるが肝や骨などの部位に起こる。 [1]

米国がん合同委員会の病期分類システムは、子宮が損なわれていない女性の子宮頸部に及ぶ膣の腫瘍を子宮頸がんに分類するように指示している。 [2] したがって、実際には膣先端部に発生した可能性があるものの、子宮頸部にまで進展した腫瘍は、子宮頸がんに分類される。(詳しい情報については、子宮頸がんの治療に関するPDQ要約を参照のこと。)

発生率および死亡率

米国において、2019年に推定される膣がんおよび他の女性生殖器がんの新規症例数および死亡数: [3]


  • 新規症例数:5,350。

  • 死亡数:1,430。

解剖学

正常な女性生殖系の解剖図。

危険因子

加齢はほとんどのがんの最も重要な危険因子である。膣がんに対する他の危険因子には以下のものがある:


  • ヒトパピローマウイルス(HPV)感染。

    膣SCCはHPVの発がん性株による感染率が高く、子宮頸部SCCと多くの危険因子を共有している。 [4] [5] [6] HPV感染は、膣腺がんの症例でも報告されている。 [6] (詳しい情報については、子宮頸がんの治療に関するPDQ要約を参照のこと。)

  • 子宮内でのジエチルスチルベストロール(DES)曝露。

    明細胞がんとして知られるまれな型の腺がんは、子宮内DES曝露に関連して発生し、発生率のピークは30歳未満である。この関連性は1971年に初めて報告された。 [7] この疾患の発生率は、第1トリメスターに曝露した患者が最も高く、1950年代にDESが使用されたのを反映して1970年代半ばにピークを迎えた。この疾患は現在ではきわめてまれである。 [1] それでも、子宮内DES曝露歴のある女性では、この腫瘍の存在の可能性について注意深いモニタリングをすべきである。(DES曝露に関連しない腺がんが主に閉経後の年齢で発生することから、この関連性は主により若い女性で診断される膣がんに適用可能であった。)

    膣腺症は、子宮内DES曝露歴のある若年女性に最もよくみられ、明細胞腺がんと同時に存在しうるが、腺がんに進行することはまれである。膣腺症は、いずれ自然に扁平上皮化生が起こるので、追跡を行うべきであるが、切除の必要はない。


  • 子宮摘出の既往歴。

    良性、前がん性、または悪性病変に対して以前に子宮摘出術を受けている女性では膣がんのリスクがある。 [8] 30年以上にわたって研究された女性100人のレトロスペクティブ・シリーズでは、50%の女性が膣がんの診断前に子宮摘出術を受けていた。 [8] この子宮摘出群の女性50人のうち31人(62%)には、膣の上部1/3に限局するがんを認めた。非摘出群のうち、膣上部に病変を認めたのは50人のうち17人(34%)であった。

臨床所見

早期の膣がんでは、認識できる徴候または症状がみられない場合があるが、膣がんで可能性のある徴候および症状には以下のものがある:


  • 不正子宮出血。

  • 性交疼痛症。

  • 骨盤痛。

  • 膣腫瘤。

  • 排尿障害。

  • 便秘。

診断的評価

以下の処置を用いて、膣がんが診断される場合がある:


  • 病歴聴取および身体診察。

  • 内診。

  • 子宮頸部細胞診(パパニコロウ試験)。

  • HPV検査。

  • 膣拡大鏡検査。

  • 生検。子宮頸部が損なわれていない場合、原発性子宮頸がんを除外するには、生検が必須である。このほか、外陰がんも除外すべきである。

予後因子

予後は主に病期に依存するが、以下の特徴を示す女性では、生存期間が短い:


  • 60歳を超える年齢。

  • 診断時に症状がある。

  • 膣の中間および下部1/3の病変。

  • 低分化型の腫瘍。

さらに、膣SCC患者では、膣壁病変の長さと生存率およびがんの病期との間に関連が認められている。

治療後のフォローアップ

他の婦人科がんと同様に、ランダム化またはプロスペクティブ臨床研究が少ないため、膣がんの初期管理後のサーベイランスの証拠基盤は弱い。 [9] 注意深い身体診察および新たな症状の評価によって達成されるよりも、患者に対するルーチンの細胞学的または画像検査法による方が健康上のアウトカムが改善されるという信頼性の高い証拠はない。したがって、研究目的以外での画像検査法は、身体診察または症状から再発または進行が臨床的に疑われる患者にのみ用いられる。

関連する要約

膣がんに関連する情報を含む他のPDQ要約には以下のものがある:



参考文献
  1. Eifel PJ, Klopp AH, Berek JS, et al.: Cancer of the cervix, vagina, and vulva. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA, et al., eds.: DeVita, Hellman, and Rosenberg's Cancer : Principles & Practice of Oncology. 11th ed. Philadelphia, Pa: Wolters Kluwer, 2019, pp 1171-1210.[PUBMED Abstract]

  2. Vagina. In: Amin MB, Edge SB, Greene FL, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual. 8th ed. New York, NY: Springer, 2017, pp 641–7.[PUBMED Abstract]

  3. American Cancer Society: Cancer Facts and Figures 2019. Atlanta, Ga: American Cancer Society, 2019. Available online. Last accessed June 7, 2019.[PUBMED Abstract]

  4. Daling JR, Madeleine MM, Schwartz SM, et al.: A population-based study of squamous cell vaginal cancer: HPV and cofactors. Gynecol Oncol 84 (2): 263-70, 2002.[PUBMED Abstract]

  5. Parkin DM: The global health burden of infection-associated cancers in the year 2002. Int J Cancer 118 (12): 3030-44, 2006.[PUBMED Abstract]

  6. Ikenberg H, Runge M, Göppinger A, et al.: Human papillomavirus DNA in invasive carcinoma of the vagina. Obstet Gynecol 76 (3 Pt 1): 432-8, 1990.[PUBMED Abstract]

  7. Herbst AL, Ulfelder H, Poskanzer DC: Adenocarcinoma of the vagina. Association of maternal stilbestrol therapy with tumor appearance in young women. N Engl J Med 284 (15): 878-81, 1971.[PUBMED Abstract]

  8. Stock RG, Chen AS, Seski J: A 30-year experience in the management of primary carcinoma of the vagina: analysis of prognostic factors and treatment modalities. Gynecol Oncol 56 (1): 45-52, 1995.[PUBMED Abstract]

  9. Salani R, Backes FJ, Fung MF, et al.: Posttreatment surveillance and diagnosis of recurrence in women with gynecologic malignancies: Society of Gynecologic Oncologists recommendations. Am J Obstet Gynecol 204 (6): 466-78, 2011.[PUBMED Abstract]

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膣がんの病期情報

FIGO病期分類システム

国際産婦人科連合(FIGO)および米国がん合同委員会(American Joint Committee on Cancer:AJCC)では膣がんを定義するための病期分類を指定している。FIGOシステムは膣がんの病期分類システムとして最も多く使用されている。 [1] [2]

表1.膣がんa

FIGO命名法
FIGO = 国際産婦人科連合。
a出典:FIGO Committee on Gynecologic Oncology. [1]
I期 がんが膣壁に限局している。
II期 がんが膣下組織に浸潤しているが、骨盤壁までは進展していない。
III期 がんが骨盤壁に進展している。
IV期 がんが小骨盤を越えて進展しているか、膀胱粘膜または直腸粘膜に浸潤している;胞状浮腫はそれ自体ではIV期に指定できない。
IVa - 腫瘍が膀胱粘膜および/または直腸粘膜に浸潤している、および/または小骨盤を越えて直接進展している。
IVb - 遠隔臓器に転移している。


また、FIGO病期分類システムでは、修正世界保健機関予後スコアリングシステムが組み入れられている。8つの危険因子のスコアが合計され、コロンで分けてFIGO病期に組み入れられている(例、II期:4、IV期:9など)。残念なことに、種々のリスクスコアリングシステムが発表されているため、結果の比較は困難である。


参考文献
  1. FIGO Committee on Gynecologic Oncology: Current FIGO staging for cancer of the vagina, fallopian tube, ovary, and gestational trophoblastic neoplasia. Int J Gynaecol Obstet 105 (1): 3-4, 2009.[PUBMED Abstract]

  2. Vagina. In: Amin MB, Edge SB, Greene FL, et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual. 8th ed. New York, NY: Springer, 2017, pp 641–7.[PUBMED Abstract]

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膣がんに対する治療法選択肢の概要

膣がんはまれであるため、通常単一の照会施設からのレトロスペクティブ・ケースシリーズに研究が限られている。[証拠レベル:3iiiD]これらのケースシリーズで扱われる期間が長期に及ぶため、利用可能な病期分類検査および放射線技術が変化することが多く、その中には、高エネルギー加速器への移行、原体照射、強度変調放射線などが含まれる。 [1] [2] 異なる治療アプローチの比較は、研究者が正確な病期分類基準(特にI期 vs II期疾患について)または治療法の選択基準を提供していないことが頻繁にあるため、さらに複雑である。これにより、ある病期および治療法について広範な疾患制御率および生存率が報告されている。 [3]

膣がん治療を計画する上で考慮に入れるべき因子には以下のものがある:


  • 病期および病変の大きさ。

  • 膣機能維持の可能性。

  • 子宮の有無。

  • 骨盤照射歴の有無。

  • 腫瘍の部位にもよるが、骨盤リンパ節もしくは鼠径リンパ節またはその両方にリンパ流が流入しているか。

  • 膀胱または直腸に膣が近接。これにより外科的治療選択肢が制限され、短期および長期の外科的合併症および機能的欠損が増加する。

  • 放射線感受性が高い臓器または受け入れられないような機能的欠損なしに根治的切除を行えない臓器(例、膀胱、直腸、尿道)への近接。

放射線による隣接臓器への損傷には以下のものがある: [1] [2]


  • 直腸膣瘻。

  • 膀胱膣瘻。

  • 直腸または膣狭窄。

  • 膀胱炎。

  • 直腸炎。

  • 卵巣障害による早発閉経。

  • 軟部組織または骨壊死。

きわめてまれな膣明細胞がんの管理は、扁平上皮がんの管理と同様である。しかしながら、診断時の患者年齢が若い場合、治験計画では、膣および卵巣の機能を温存する技術を強く考慮すべきである。 [4]

表2.膣がんに対する標準治療法の選択肢

病期( 標準治療法の選択肢
FIGO = 国際産婦人科連合;SCC = 扁平上皮がん;VaIN = 膣上皮内腫瘍。
VaIN(この病期はFIGOで認識されていない) レーザー治療
広範な局所切除
膣切除
膣内化学療法
腔内放射線療法
イミキモド
I期の膣がん SCC 放射線療法
手術
腺がん 手術
放射線療法
局所併用療法
II期、III期、およびIVa期の膣がん(SCCおよび腺がん) 放射線療法
手術
IVb期の膣がん(SCCおよび腺がん) 放射線療法


早期膣がんの患者には、放射線療法もしくは手術、またはこれらの併用が標準である。ランダム化試験のデータは不足しており、治療法の選択は一般的に施設の経験および上に挙げた因子により決定される。 [3]

III期およびIVa期疾患の患者には、放射線療法が標準であり、外照射療法(EBRT)が単独使用または近接照射療法と併用される。所属リンパ節が照射野に含まれる。EBRTは、単独で用いられる場合、腫瘍に対して65Gy~70Gyの線量で照射野縮小法を用いて6~7週間以内で実施される。近接照射療法を使用する場合、腔内近接照射療法では局所進行腫瘍に対して線量透過が不十分なため、組織内近接照射療法が用いられる。 [3] [5]

局所治療で管理できないIVb期または再発膣がん患者については、現行の治療で十分な効果が得られていない。臨床的有益性が証明された抗がん剤は確立されていないが、患者はしばしば子宮頸がんの治療に用いられるレジメンで治療される。フルオロウラシルまたはシスプラチンベースの治療を用いる化学療法と放射線の同時使用がときに提唱されているが、これについても子宮頸がんの管理戦略からの外挿のみに基づいている。 [6] [7] [8] 証拠は小規模ケースシリーズに限られており、生存および局所制御への成長性の影響は十分に定義されていない。[証拠レベル:3iiiDiv]

巨大な腫瘍では局所制御が問題である。一部の研究者により、シスプラチンブレオマイシンマイトマイシンC、フロクスウリジンビンクリスチンなどの薬物による同時化学療法も用いられているが、治療成績は改善していない。 [1] 同時化学療法は、病因論および危険因子を共有する子宮頸がんで用いられている治療アプローチからの外挿である。

膣がんはまれであるため、これらの患者は生存率または局所制御の改善を図るために抗がん剤および/または放射線増感剤を用いる臨床試験の候補と考えるべきである。臨床試験の協議を適格患者と検討すべきである。現在実施中の臨床試験に関する情報は、NCIウェブサイトから入手することができる。


参考文献
  1. Frank SJ, Jhingran A, Levenback C, et al.: Definitive radiation therapy for squamous cell carcinoma of the vagina. Int J Radiat Oncol Biol Phys 62 (1): 138-47, 2005.[PUBMED Abstract]

  2. Tran PT, Su Z, Lee P, et al.: Prognostic factors for outcomes and complications for primary squamous cell carcinoma of the vagina treated with radiation. Gynecol Oncol 105 (3): 641-9, 2007.[PUBMED Abstract]

  3. Eifel PJ, Klopp AH, Berek JS, et al.: Cancer of the cervix, vagina, and vulva. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA, et al., eds.: DeVita, Hellman, and Rosenberg's Cancer : Principles & Practice of Oncology. 11th ed. Philadelphia, Pa: Wolters Kluwer, 2019, pp 1171-1210.[PUBMED Abstract]

  4. Senekjian EK, Frey KW, Anderson D, et al.: Local therapy in stage I clear cell adenocarcinoma of the vagina. Cancer 60 (6): 1319-24, 1987.[PUBMED Abstract]

  5. Chyle V, Zagars GK, Wheeler JA, et al.: Definitive radiotherapy for carcinoma of the vagina: outcome and prognostic factors. Int J Radiat Oncol Biol Phys 35 (5): 891-905, 1996.[PUBMED Abstract]

  6. Grigsby PW: Vaginal cancer. Curr Treat Options Oncol 3 (2): 125-30, 2002.[PUBMED Abstract]

  7. Dalrymple JL, Russell AH, Lee SW, et al.: Chemoradiation for primary invasive squamous carcinoma of the vagina. Int J Gynecol Cancer 14 (1): 110-7, 2004 Jan-Feb.[PUBMED Abstract]

  8. Samant R, Lau B, E C, et al.: Primary vaginal cancer treated with concurrent chemoradiation using Cis-platinum. Int J Radiat Oncol Biol Phys 69 (3): 746-50, 2007.[PUBMED Abstract]

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膣上皮内腫瘍(VaIN)の治療

膣上皮内腫瘍(VaIN)、つまり非浸潤性異型扁平上皮細胞の存在は、上皮への浸潤程度により、以下のように分類される:


  • VaIN 1は、上皮の厚さの上側から1/3への浸潤として定義される。

  • VaIN 2は、上皮の厚さの上側から2/3への浸潤として定義される。

  • VaIN 3は、上皮の厚さの上側から2/3を超える浸潤として定義される。上皮全層に浸潤するVaIN 3病変は、上皮内がんと呼ばれる。

VaINは、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染率が高いことに関連し、子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)に類似した病因を有すると考えられる。 [1] [2] [3]

上皮内がんは他の生殖器新生物と関連し、一部の症例ではCINの進展である場合があるため、子宮頸部および外陰部を注意深く評価すべきである。(詳しい情報については、子宮頸がんの治療に関するPDQ要約を参照のこと。)膣上皮内がんはしばしば多発性であり、膣円蓋に好発する。

外科的治療の程度および種類は、解剖的部位、多病巣性の証拠、一般的な患者の併存症、および他の特異的因子(例:以前の子宮摘出術による膣円蓋の解剖学的変形)に依存する。 [4]

VaINに対する標準治療法の選択肢

以下の治療はランダム化試験で直接比較されていないため、これらの相対効果は不明である。[証拠レベル:3iiiDiv]

VaINに対する標準治療法の選択肢には以下のものがある:

  1. レーザー治療 [5] の前に、この治療アプローチで見落とされる可能性がある浸潤性病変を除外する生検。
  2. 広範囲局所切除に植皮術の併用または非併用。 [6]
  3. 多発性または広範囲に及ぶ病変には、膣部分切除術または膣全摘出術および植皮術。 [7]
  4. 5%フルオロウラシル(5-FU)クリームによる膣内化学療法。この選択肢は多発性病変において有用な場合がある。 [5] [8]
  5. 腔内放射線療法。 [9] [10] 腔内照射に付随する毒性および放射線固有の発がん性のため、この治療は主に多発性または再発病変の設定において、または手術によるリスクが高い場合に使用される。 [1] 通常の場合、膣粘膜全体が治療される。 [11]
  6. 陰部疣贅の治療に用いられる免疫刺激剤の5%イミキモドクリームは、多発性高悪性度HPV関連VaIN 2およびVaIN 3を有する患者を対象にした小規模ケースシリーズにおいて50~86%の臨床的完全奏効率が報告されている追加の局所療法である。 [12] しかしながら、イミキモドは研究段階にあり、効力は短期間のみの可能性がある。 [13]

VaIN 1の女性では病変がしばしば自然退縮するため、通常はアブレーション治療や外科的治療を行わず注意深い観察で管理できる。中悪性度のVaIN 2は、注意深い観察または初回治療により管理される。VaINはまれであるため正確な自然史は不明であるが、VaIN 3の患者は浸潤がんに進行するリスクが実質的に高いと考えられ、直ちに治療される。角質増殖のある病変には、切除またはレーザー蒸散法の方が5-FUより有効である。 [4]

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。


参考文献
  1. Eifel PJ, Klopp AH, Berek JS, et al.: Cancer of the cervix, vagina, and vulva. In: DeVita VT Jr, Lawrence TS, Rosenberg SA, et al., eds.: DeVita, Hellman, and Rosenberg's Cancer : Principles & Practice of Oncology. 11th ed. Philadelphia, Pa: Wolters Kluwer, 2019, pp 1171-1210.[PUBMED Abstract]

  2. Daling JR, Madeleine MM, Schwartz SM, et al.: A population-based study of squamous cell vaginal cancer: HPV and cofactors. Gynecol Oncol 84 (2): 263-70, 2002.[PUBMED Abstract]

  3. Smith JS, Backes DM, Hoots BE, et al.: Human papillomavirus type-distribution in vulvar and vaginal cancers and their associated precursors. Obstet Gynecol 113 (4): 917-24, 2009.[PUBMED Abstract]

  4. Wright VC, Chapman W: Intraepithelial neoplasia of the lower female genital tract: etiology, investigation, and management. Semin Surg Oncol 8 (4): 180-90, 1992 Jul-Aug.[PUBMED Abstract]

  5. Krebs HB: Treatment of vaginal intraepithelial neoplasia with laser and topical 5-fluorouracil. Obstet Gynecol 73 (4): 657-60, 1989.[PUBMED Abstract]

  6. Cheng D, Ng TY, Ngan HY, et al.: Wide local excision (WLE) for vaginal intraepithelial neoplasia (VAIN). Acta Obstet Gynecol Scand 78 (7): 648-52, 1999.[PUBMED Abstract]

  7. Indermaur MD, Martino MA, Fiorica JV, et al.: Upper vaginectomy for the treatment of vaginal intraepithelial neoplasia. Am J Obstet Gynecol 193 (2): 577-80; discussion 580-1, 2005.[PUBMED Abstract]

  8. Stefanon B, Pallucca A, Merola M, et al.: Treatment with 5-fluorouracil of 35 patients with clinical or subclinical HPV infection of the vagina. Eur J Gynaecol Oncol 17 (6): 534, 1996.[PUBMED Abstract]

  9. Chyle V, Zagars GK, Wheeler JA, et al.: Definitive radiotherapy for carcinoma of the vagina: outcome and prognostic factors. Int J Radiat Oncol Biol Phys 35 (5): 891-905, 1996.[PUBMED Abstract]

  10. Graham K, Wright K, Cadwallader B, et al.: 20-year retrospective review of medium dose rate intracavitary brachytherapy in VAIN3. Gynecol Oncol 106 (1): 105-11, 2007.[PUBMED Abstract]

  11. Kang J, Wethington SL, Viswanathan A: Vaginal cancer. In: Halperin EC, Wazer DE, Perez CE, et al., eds.: Perez & Brady's Principles and Practice of Radiation Oncology. 7th ed. Philadelphia: Wolters Kluwer, 2018, pp 1786-1816.[PUBMED Abstract]

  12. Iavazzo C, Pitsouni E, Athanasiou S, et al.: Imiquimod for treatment of vulvar and vaginal intraepithelial neoplasia. Int J Gynaecol Obstet 101 (1): 3-10, 2008.[PUBMED Abstract]

  13. Haidopoulos D, Diakomanolis E, Rodolakis A, et al.: Can local application of imiquimod cream be an alternative mode of therapy for patients with high-grade intraepithelial lesions of the vagina? Int J Gynecol Cancer 15 (5): 898-902, 2005 Sep-Oct.[PUBMED Abstract]

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I期の膣がんの治療

以下のI期の膣がんに対する治療法選択肢はランダム化試験で直接比較されていない。[証拠レベル:3iiiD]患者選択、局所病変治療の専門的知識、病期分類基準が異なるため、疾患制御率に差があるかどうかの判断は困難である。

I期の膣の扁平上皮がん(SCC)に対する標準治療法の選択肢

I期の膣のSCCで、厚さ0.5cm未満の表在性病変に対する標準治療法の選択肢には以下のものがある:

  1. 放射線療法。 [1] [2] [3] [4]
    • これらの腫瘍は腔内近接照射療法単独を適用できることがあるが [1] 、通常は外照射療法(EBRT)で治療が開始される。 [2]

    • 巨大病変または膣全体を包囲する病変にはEBRTが必要である。 [1] 膣の下部1/3の病変には、患者の骨盤リンパ節および/または鼠径リンパ節にしばしば選択的照射が実施される。 [1] [2]

  2. 手術。 [5]
    • 広範囲局所切除または膣全摘出術と膣再建術が実施可能で、特に膣上部の病変に適用される。切除断端が腫瘍に近接しているか、または切除断端陽性例には補助放射線療法がしばしば追加される。 [6]

I期の膣のSCCで、厚さ0.5cmを超える病変に対する標準治療法の選択肢には以下のものがある:

  1. 手術。 [5]
    • 膣の上部1/3の病変には、広汎膣全摘術および骨盤リンパ節郭清を考慮すべきである。実現可能であり、患者が希望すれば、造膣術を実施する。 [6] [7]

    • 膣の下部1/3の病変には、鼠径リンパ節郭清を考慮すべきである。切除断端が腫瘍に近接しているか、または切除断端陽性例には補助放射線療法を考慮すべきである。 [6]

  2. 放射線療法。 [1] [2] [3] [4]
    • EBRT [2] および/または組織内照射療法と腔内照射療法との併用では、原発腫瘍に対して75Gy以上の線量を照射できる。 [1] [8]

    • 膣の下部1/3の病変には、45Gy~50Gyで骨盤リンパ節および/または鼠径リンパ節に選択的照射を行う。 [1] [2]

I期の膣の腺がんに対する標準治療法の選択肢

I期の膣の腺がんに対する標準治療法の選択肢には以下のものがある:

  1. 手術。
    • 腫瘍は上皮下で拡がるため、広汎的膣全摘術と子宮摘出術およびリンパ節郭清が適応となる。

    • 病変が膣上部にみられる場合は、深部骨盤リンパ節を摘除し、病変が膣下部に発生した場合は、鼠径リンパ節を摘除する。

    • 実現可能であり、患者が希望すれば、造膣術を実施する。 [6]

    • 切除断端が腫瘍に近接しているか、または切除断端陽性例には補助放射線療法がしばしば実施される。 [6] [7]

  2. 放射線療法。
    • 腔内および組織内照射では、原発腫瘍に対して75Gy以上の線量まで照射する。 [1]

    • 膣の下部1/3の病変には、骨盤リンパ節および/または鼠径リンパ節に対して45Gy~50Gyの選択的放射線療法を行う。 [1] [9]

  3. 選択症例に実施する局所併用療法には、広範囲局所切除、リンパ節サンプリング、および組織内療法がある。 [10]

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。


参考文献
  1. Perez CA, Camel HM, Galakatos AE, et al.: Definitive irradiation in carcinoma of the vagina: long-term evaluation of results. Int J Radiat Oncol Biol Phys 15 (6): 1283-90, 1988.[PUBMED Abstract]

  2. Frank SJ, Jhingran A, Levenback C, et al.: Definitive radiation therapy for squamous cell carcinoma of the vagina. Int J Radiat Oncol Biol Phys 62 (1): 138-47, 2005.[PUBMED Abstract]

  3. Tran PT, Su Z, Lee P, et al.: Prognostic factors for outcomes and complications for primary squamous cell carcinoma of the vagina treated with radiation. Gynecol Oncol 105 (3): 641-9, 2007.[PUBMED Abstract]

  4. Lian J, Dundas G, Carlone M, et al.: Twenty-year review of radiotherapy for vaginal cancer: an institutional experience. Gynecol Oncol 111 (2): 298-306, 2008.[PUBMED Abstract]

  5. Tjalma WA, Monaghan JM, de Barros Lopes A, et al.: The role of surgery in invasive squamous carcinoma of the vagina. Gynecol Oncol 81 (3): 360-5, 2001.[PUBMED Abstract]

  6. Stock RG, Chen AS, Seski J: A 30-year experience in the management of primary carcinoma of the vagina: analysis of prognostic factors and treatment modalities. Gynecol Oncol 56 (1): 45-52, 1995.[PUBMED Abstract]

  7. Rubin SC, Young J, Mikuta JJ: Squamous carcinoma of the vagina: treatment, complications, and long-term follow-up. Gynecol Oncol 20 (3): 346-53, 1985.[PUBMED Abstract]

  8. Andersen ES: Primary carcinoma of the vagina: a study of 29 cases. Gynecol Oncol 33 (3): 317-20, 1989.[PUBMED Abstract]

  9. Chyle V, Zagars GK, Wheeler JA, et al.: Definitive radiotherapy for carcinoma of the vagina: outcome and prognostic factors. Int J Radiat Oncol Biol Phys 35 (5): 891-905, 1996.[PUBMED Abstract]

  10. Senekjian EK, Frey KW, Anderson D, et al.: Local therapy in stage I clear cell adenocarcinoma of the vagina. Cancer 60 (6): 1319-24, 1987.[PUBMED Abstract]

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II期、III期、およびIVa期の膣がんの治療

II期、III期、およびIVa期の膣がんに対する治療法選択肢はランダム化試験で直接比較されていない。[証拠レベル:3iiiD]患者選択、局所病変治療の専門的知識、病期分類基準が異なるため、疾患制御率に差があるかどうかの判断は困難である。

放射線療法は、II期、III期、およびIVa期の膣がん患者に対して最も一般的な治療法である。

II期、III期、およびIVa期の膣の扁平上皮がん(SCC)および腺がんに対する標準治療法の選択肢

II期の膣のSCCおよび腺がんIII期の膣のSCCおよび腺がん、ならびにIVa期の膣のSCCおよび腺がんに対する標準治療法の選択肢には以下のものがある:

  1. 放射線療法。
    • 外照射療法(EBRT)単独、または組織内および/または腔内近接照射療法との併用。 [1] [2] [3] [4] [5] 例えば、5~6週間にわたるEBRT(骨盤リンパ節を含む)を施行後、腫瘍への総線量75Gy~80Gyで組織内および/または腔内インプラントを実施し、骨盤側壁に55Gy~60Gyを照射する。 [1] [2] [3]

    • 膣の下部1/3の病変には、骨盤リンパ節および/または鼠径リンパ節に対して45Gy~50Gyの選択的放射線療法を行う。 [1] [2] [6]

  2. 手術。
    • 広汎膣全摘術または骨盤内容除去術は、放射線療法を併用または非併用で実施する。 [7] [8] [9] [10]

  3. 化学放射線療法。 [11]

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。


参考文献
  1. Perez CA, Camel HM, Galakatos AE, et al.: Definitive irradiation in carcinoma of the vagina: long-term evaluation of results. Int J Radiat Oncol Biol Phys 15 (6): 1283-90, 1988.[PUBMED Abstract]

  2. Chyle V, Zagars GK, Wheeler JA, et al.: Definitive radiotherapy for carcinoma of the vagina: outcome and prognostic factors. Int J Radiat Oncol Biol Phys 35 (5): 891-905, 1996.[PUBMED Abstract]

  3. Frank SJ, Jhingran A, Levenback C, et al.: Definitive radiation therapy for squamous cell carcinoma of the vagina. Int J Radiat Oncol Biol Phys 62 (1): 138-47, 2005.[PUBMED Abstract]

  4. Tran PT, Su Z, Lee P, et al.: Prognostic factors for outcomes and complications for primary squamous cell carcinoma of the vagina treated with radiation. Gynecol Oncol 105 (3): 641-9, 2007.[PUBMED Abstract]

  5. Lian J, Dundas G, Carlone M, et al.: Twenty-year review of radiotherapy for vaginal cancer: an institutional experience. Gynecol Oncol 111 (2): 298-306, 2008.[PUBMED Abstract]

  6. Andersen ES: Primary carcinoma of the vagina: a study of 29 cases. Gynecol Oncol 33 (3): 317-20, 1989.[PUBMED Abstract]

  7. Rubin SC, Young J, Mikuta JJ: Squamous carcinoma of the vagina: treatment, complications, and long-term follow-up. Gynecol Oncol 20 (3): 346-53, 1985.[PUBMED Abstract]

  8. Stock RG, Chen AS, Seski J: A 30-year experience in the management of primary carcinoma of the vagina: analysis of prognostic factors and treatment modalities. Gynecol Oncol 56 (1): 45-52, 1995.[PUBMED Abstract]

  9. Tjalma WA, Monaghan JM, de Barros Lopes A, et al.: The role of surgery in invasive squamous carcinoma of the vagina. Gynecol Oncol 81 (3): 360-5, 2001.[PUBMED Abstract]

  10. Boronow RC, Hickman BT, Reagan MT, et al.: Combined therapy as an alternative to exenteration for locally advanced vulvovaginal cancer. II. Results, complications, and dosimetric and surgical considerations. Am J Clin Oncol 10 (2): 171-81, 1987.[PUBMED Abstract]

  11. Rajagopalan MS, Xu KM, Lin JF, et al.: Adoption and impact of concurrent chemoradiation therapy for vaginal cancer: a National Cancer Data Base (NCDB) study. Gynecol Oncol 135 (3): 495-502, 2014.[PUBMED Abstract]

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IVb期の膣がんの治療

IVb期の膣の扁平上皮がん(SCC)および腺がんに対する標準治療法の選択肢

IVb期の膣のSCCおよび腺がんに対する標準治療法の選択肢には以下のものがある:


  • 放射線療法(症状緩和のため)単独または化学療法との併用。

IVb期疾患の患者に対して現行の治療法は不十分である。臨床的有益性が証明された抗がん剤は確立されていないが、子宮頸がんの治療に用いられるレジメンで患者の治療を行うことが多い。

フルオロウラシルまたはシスプラチンベースの治療を用いる化学療法と放射線療法の同時施行は、子宮頸がんの管理戦略から外挿した結果に基づいて、ときに提唱される。 [1] [2] [3] (詳しい情報については、子宮頸がんの治療に関するPDQ要約を参照のこと。)証拠は小規模ケースシリーズに限られており、生存および局所制御への成長性の影響は十分に定義されていない。[証拠レベル:3iiiDiv]

IVb期の膣がんはまれであるため、これらの患者は、生存率または局所制御の改善を目的とした臨床研究の候補と考えるべきである。現在実施中の臨床試験に関する情報は、NCIウェブサイトから入手することができる。

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。


参考文献
  1. Grigsby PW: Vaginal cancer. Curr Treat Options Oncol 3 (2): 125-30, 2002.[PUBMED Abstract]

  2. Dalrymple JL, Russell AH, Lee SW, et al.: Chemoradiation for primary invasive squamous carcinoma of the vagina. Int J Gynecol Cancer 14 (1): 110-7, 2004 Jan-Feb.[PUBMED Abstract]

  3. Samant R, Lau B, E C, et al.: Primary vaginal cancer treated with concurrent chemoradiation using Cis-platinum. Int J Radiat Oncol Biol Phys 69 (3): 746-50, 2007.[PUBMED Abstract]

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再発膣がんの治療

再発膣がんの患者は、非常に予後不良である。ほとんどの再発は、治療後2年以内に起こる。

中心性の膣再発がんでは、骨盤内容除去術または放射線療法の対象となる場合もある。大規模シリーズにおいて、再発した患者50人のうち、手術または放射線療法で救助された患者は5人のみであった。救助された5人の患者はいずれも、当初はI期またはII期疾患で、骨盤中央に腫瘍が再発した。 [1]

臨床的有益性が証明された抗がん剤は確立されていないが、子宮頸がんの治療に用いられるレジメンで患者の治療を行うことが多い。患者が適格であれば、進行中の臨床試験への参加を検討すべきである。現在実施中の臨床試験に関する情報は、NCIウェブサイトから入手することができる。

最新の臨床試験

NCIが支援しているがん臨床試験で現在患者登録中の試験を検索するには、臨床試験アドバンスト・サーチを使用のこと(なお、このサイトは日本語検索に対応していない。日本語でのタイトル検索は、こちらから)。このサーチでは、試験の場所、治療の種類、薬物名やその他の基準による絞り込みが可能である。臨床試験に関する一般情報も入手することができる。


参考文献
  1. Stock RG, Chen AS, Seski J: A 30-year experience in the management of primary carcinoma of the vagina: analysis of prognostic factors and treatment modalities. Gynecol Oncol 56 (1): 45-52, 1995.[PUBMED Abstract]

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本要約の変更点(11/15/2019)

PDQがん情報要約は定期的に見直され、新情報が利用可能になり次第更新される。本セクションでは、上記の日付における本要約最新変更点を記述する。

本要約は包括的に見直され、広範囲にわたって改訂され、再編集された。

本要約はPDQ Adult Treatment Editorial Boardが作成と内容の更新を行っており、編集に関してはNCIから独立している。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたはNIHの方針声明を示すものではない。PDQ要約の更新におけるPDQ編集委員会の役割および要約の方針に関する詳しい情報については、本PDQ要約についておよびPDQ® - NCI's Comprehensive Cancer Databaseを参照のこと。

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本PDQ要約について

本要約の目的

医療専門家向けの本PDQがん情報要約では、膣がんの治療について、包括的な、専門家の査読を経た、そして証拠に基づいた情報を提供する。本要約は、がん患者を治療する臨床家に情報を与え支援するための情報資源として作成されている。これは医療における意思決定のための公式なガイドラインまたは推奨事項を提供しているわけではない。

査読者および更新情報

本要約は編集作業において米国国立がん研究所(NCI)とは独立したPDQ Adult Treatment Editorial Boardにより定期的に見直され、随時更新される。本要約は独自の文献レビューを反映しており、NCIまたは米国国立衛生研究所(NIH)の方針声明を示すものではない。

委員会のメンバーは毎月、最近発表された記事を見直し、記事に対して以下を行うべきか決定する:


  • 会議での議論、

  • 本文の引用、または

  • 既に引用されている既存の記事との入れ替え、または既存の記事の更新。

要約の変更は、発表された記事の証拠の強さを委員会のメンバーが評価し、記事を本要約にどのように組み入れるべきかを決定するコンセンサス過程を経て行われる。

膣がんの治療に対する主要な査読者は以下の通りである:


    本要約の内容に関するコメントまたは質問は、NCIウェブサイトのEmail UsからCancer.govまで送信のこと。要約に関する質問またはコメントについて委員会のメンバー個人に連絡することを禁じる。委員会のメンバーは個別の問い合わせには対応しない。

    証拠レベル

    本要約で引用される文献の中には証拠レベルの指定が記載されているものがある。これらの指定は、特定の介入やアプローチの使用を支持する証拠の強さを読者が査定する際、助けとなるよう意図されている。PDQ Adult Treatment Editorial Boardは、証拠レベルの指定を展開する際に公式順位分類を使用している。

    本要約の使用許可

    PDQは登録商標である。PDQ文書の内容は本文として自由に使用できるが、完全な形で記し定期的に更新しなければ、NCI PDQがん情報要約とすることはできない。しかし、著者は“NCI's PDQ cancer information summary about breast cancer prevention states the risks succinctly: 【本要約からの抜粋を含める】.”のような一文を記述してもよい。

    本PDQ要約の好ましい引用は以下の通りである:

    PDQ® Adult Treatment Editorial Board.PDQ Vaginal Cancer Treatment.Bethesda, MD: National Cancer Institute.Updated <MM/DD/YYYY>.Available at: https://www.cancer.gov/types/vaginal/hp/vaginal-treatment-pdq.Accessed <MM/DD/YYYY>.[PMID: 26389242]

    本要約内の画像は、PDQ要約内での使用に限って著者、イラストレーター、および/または出版社の許可を得て使用されている。PDQ情報以外での画像の使用許可は、所有者から得る必要があり、米国国立がん研究所(National Cancer Institute)が付与できるものではない。本要約内のイラストの使用に関する情報は、多くの他のがん関連画像とともにVisuals Online(2,000以上の科学画像を収蔵)で入手できる。

    免責条項

    入手可能な証拠の強さに基づき、治療選択肢は「標準」または「臨床評価段階にある」のいずれかで記載される場合がある。これらの分類は、保険払い戻しの決定基準として使用されるべきものではない。保険の適用範囲に関する詳しい情報については、Cancer.govのManaging Cancer Careページで入手できる。

    お問い合わせ

    Cancer.govウェブサイトについての問い合わせまたはヘルプの利用に関する詳しい情報は、Contact Us for Helpページに掲載されている。質問はウェブサイトのEmail UsからもCancer.govに送信可能である。

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